先日、友人が上関というところに行ってきました。
豊かな海を埋め立て原発を作ろうとしている所です。
賛成派と反対派
今の経済のシステムでは当たり前の工事なのかもしれません。
この工事でも、雇用がうまれたり、地域の経済が発展したり、国の税収なんかも増えたり、
また、電気もどんどん使えて便利になるのでしょう。
けれど
私も自分の家の山を半分切り崩されたことがあります。
目をつぶっても、ここには何の木があってどんな香りがするとわかる林。
小さいおにぎりを作ってもらって、風の音を聴きながら食べたふかふかの土の上。
しばらくして見た山は、コンクリートの基礎とコンクリートの法面で埋め尽くされ、
植生もすっかり変わり、樹齢100年もありそうな大木も切り倒され。。。
胸が引き裂かれる思いがしました。
いつもはおしゃべりでな母も、黙って横で涙を浮かべていました。
けれど、やっぱりこんなことによって、また経済も発展したのでしょうか。
発展の代償。
矛盾。
本日のわが家の朝食
玄米ご飯、ほうれんそうの味噌汁、ほうれん草のおひたし、人参のきんぴら、いわしの丸干し